紀州梅苑
紀州梅苑について
創業以来、60年以上紀州みなべで漬物・梅干を作っています。
「はいっ!紀州梅苑 坂本です。」
これは店主が電話を取ったときの第一声です。
元気よく、歯切れのいい声で、自分がどこの誰なのかをきちんと名乗る。
当たり前ですが、これもお客様への心遣いであると思っています。
紀州梅苑は8名のスタッフで一粒一粒真心づくし、美味づくしをモットーに、お客さまに喜んでいただける製品作りに励んでいます。
紀州梅苑の店主と店長(店主嫁)のご紹介
梅農家兼店主:坂本 利廣
気が短くてガンコ一徹です。
自家農園で作る梅で例えるならば、梅がお客様のお手元へ届くまで、常に店主自身が畑の土づくりから管理、収穫、最終製品までを携わり、常にお客さまに喜んでいただける梅作りに励んでいます。
自分に厳しく、社員にも厳しいです。
でも、お客様には優しいです(笑)
子守り兼インターネット担当:坂本 千晴
気が長くって明るいお母ちゃんです。
3人の子供の母です。夜の片付けが終わってからパソコンにむかっております。
嫁いできて○○年、梅作り、漬け物作りのなんたるかに一歩一歩近づけたらと思って頑張っています。
紀州梅苑について~会社概要と沿革
ショップ名 | 紀州梅苑 |
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所在地 | 〒645-0005 和歌山県日高郡みなべ町南道274 |
営業時間 | 9時~17時 |
定休日 | 日曜日、祝祭日、年末年始 |
電話番号 | 0739-72-2846 |
FAX番号 | 0739-72-4900 |
メールアドレス | info@kishu-baien.co.jp |
昭和26年4月 | 大阪公設市場にて漬物小売店開設 |
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昭和34年9月 | 和歌山県日高郡南部町にて「坂本漬物」設立 |
昭和42年1月 | 新工場建設 |
昭和50年8月 | 工場増設 |
昭和54年10月 | 工場増設 |
昭和56年9月 | 倉庫建設 |
昭和58年2月 | 工場増設 冷蔵倉庫建設 |
昭和59年6月 | 梅干の加工開始 |
昭和60年7月 | ダイレクトメールで直販開始 |
昭和61年1月 | (財)ポスタルサービスセンターとふるさと小包契約締結 |
昭和61年4月 | ふるさと小包取り扱い開始 |
昭和61年6月 | 近畿ふるさと小包展示・試食会出展 |
平成7年8月 | 「有限会社 紀州梅苑」設立。現在に至る |
お店へのお車でのアクセス方法
- ■阪和自動車道みなべI.Cを降りて約5分
- ■和歌山方面より国道42号線、阪和自動車道交差点を左折、2つめの信号を右折。次の信号をまっすぐ、道なりに。
- ■新宮方面より国道42号線、ファミリーマート前交差点右折。道なりに進み、1つめの信号を右折。2つめの信号を右折。
お店は南部梅林の少し南の方にあります。お店の方は年中無休で営業しておりますので、近くまで来られることがございましたらお気軽に店をお訪ねくださいませ。
素材には目が届く安全なものを。自家農園で南高梅をつくっています
紀州梅苑の梅は全て自家農園で店主が育てたものです。当店で扱う素材は、店主が自分の目で産地に生産者、その素材の安全性を確認したものを使うよう心がけています。
自家農園でつくれないものは、近隣の契約農家、もしくは近県の安全な国産のものを使います。もちろん、自信を持ってお届けできる素材ばかりです。
幼い頃から漬け物に接してきた漬け物の専門家であり、また梅農家であるからこそ、人一倍、仕上がりに影響を及ぼす要因となる素材選びには気を配ります。漬け物というシンプルな製法だからこそ、素材の味は大きく仕上がりに影響を及ぼします。
だから、たとえ効率が悪くても、価格が少し高くなったとしても、私たちは昔ながらの味と製法、そして「安心できる製品をお届けする」という誓いを守り続けます。
梅との一年
梅畑に一歩入れば分かる。みなべの一年をまとめました。
梅づくりの先生が言っていました。
「その人の梅畑に一歩足を踏み入れたら、その梅を作っている人の性格と成、不成功が分かります」
紀州梅苑の農作業と梅干作りの1年間の作業を通じて、皆さまに私たちの製品作りの情熱と誠意を感じ取っていただければ幸いです。
店主、坂本利廣と梅との1年をご覧下さい。
10月October
草刈
梅の苗木植えの為の地(土)造り。夏の間に生えた夏草を刈って畑の手入れをします。
11月November
梅の木の剪定
来年に向けて不要な枝を切ります。不要な枝を切ることにより春にまた新しい枝が出てきます。
12月December
地造りした所に苗木を定植
梅の木の剪定
人間で言えば4~5歳ぐらいの苗木を植えます。11月に引き続いて剪定も行っています。
1月上旬January
まだまだ小さい蕾です
梅のつぼみはまだまだ小さいですが、少しずつ成長をはじめます。
畑に石灰をまきます
石灰をまくことにより、酸性の土壌をアルカリ性に変えていきます。
1月下旬January
畑に石灰をまきます
梅の花が咲き始めると受粉のためにミツバチの箱を畑に設置していきます。
南高梅は自家受粉できません。その為にちがう品種の梅(古城・小梅・雑種など)を間に植えて交配さすか、ミツバチを媒体として交配させます。
開花の時期がきたら蜂屋さんからミツバチの巣箱を借りてきて畑に置いて受粉させるんです。
■ミツバチの活動条件
気温: +12℃以上 出動時間
風速: 3m 以下 午前10:00ごろ
雨量: 0
帰宅時間: 午後3:00ごろ
開花時に低温になり、その後も天候不順の年は、ミツバチもあまり飛ばす、作柄は不作傾向になってしまいます。
2月February
梅の花が開花
気候にもよりますが、平均2月中旬に梅の花が満開になります。近隣にある南部梅林は観光客の皆さんで大いに賑わいます。
3月初旬March
防除開始
梅を害虫や病気から守り、品質のいい梅を作るために防除を施します。
3月中旬March
新芽が出始める
梅の新芽が出始めます。
3月下旬March
畑に施肥
作物に吸収される養分のうち、肥料として常に補給するチッソ、リン酸、カリを「3要素」といいます。 それ以外の作物の種類によって吸収量が著しく異なる養分を「特殊要素」と言います。この両者は吸収量が多く10アール当たりkg単位で吸収するので「多量要素」とも言われています。 10アール当たりの吸収量が少なくてg単位で吸収される養分を「微量要素」と言います。しかし、多量要素であるから大切、微量要素だからおろそかにしてよいというものでありません。 どの養分も必要量が満たされないと、作物の生育がわるく、全く含まれていないと作物は育たない場合があります。
梅が膨らみ始めます
施肥の効果が出始めます。
各養分の作物生育に対する役割
1.チッソ
タンパクや葉緑素の構成成分で、適正量存在する場合は葉色がよく、生育が旺盛です。
でも、過剰になると病原菌や害虫におかされやすくなり、足りなくなると生育が悪くなります適切な量とタイミングが大切な養分です。
2.リンサン
細胞核を構成するタンパクに多く含有される。果実の甘味を高め、根の発育を促進し、根菜類の根部の肥大をよくする。細胞組織を強くし、病害虫に対する抵抗性を憎す効果があります。
3.カリ
炭水化物やタンパクの合成をつかさどる。
体内での炭水化物の転流をよくし、バレイショなどのデンプンや砂糖の含量を高める。野菜には吸収量がもっとも多い養分であるし、不足すると品質がわるくなる。
しかし、過剰に吸収するとほかの養分の吸収が悪くなるのでさじ加減がポイントです。
4.カルシウム
作物体内でタンパクを合成するとき生成される酸を中和し、体内の各養分の移動を助けます。
5.マグネシウム
葉緑素の構成成分であり、リンサンの吸収を助け、植物の体内での養分移動を良好にします。
野菜なんかだとリンサンよりもたくさん吸収される養分です。
欠乏すると葉色がわるくなるし、生育がおとろえてきます。
6.マンガン
酸化酵素の作用を助ける。葉緑素の生成に必要である。アミノ酸生成の作用を助けます。
7.ホウソ
高等植物の通導組織に関係しているらしく、不足すると養分の移動が阻害されます。とくにカルシウムの体内の移動に関係が深いようです。
8.モリブデン
酸素を運ぶ役目をします。とくに硝酸が体内でアンモニアになるときにモリブデンが必要になり、モリブデンがないと植物は内に硝酸がたまり、枯死してしまいます。
4月上旬April
草刈
梅の枝も伸び葉も大きくなってきます。春草を刈って畑を手入れします。暖かくなるにつれてだんだん梅の実も大きくなってきます。
4月下旬April
芽カキ
梅の木の不要な新芽を切ります(芽カキをすると言います)。
5月上旬May
施肥
再び畑に施肥を施します。
5月中旬May
選果機セット、小梅の収穫
梅の実もかなり肥大します。選果機をセットし、小梅から収穫をはじめます。
5月下旬May
畑一面にネットを敷きます
南高梅の収穫の準備の為、畑一面にネットを敷きます(草スキーができますよ!)。
6月初旬June
梅酒・梅ジュース用南高青梅の収穫
いよいよ待望の6月です。6月に入ると、まず最初に梅酒や梅ジュース用の青梅を梅の木から直接、人の手でひとつひとつ収穫していきます(こちらではムシリといいます)。 1年間間見守ってきた梅が実る、待ちに待った月です。
6月中旬June
梅干用の完熟南高梅を収穫・塩漬け
やっと実も完熟し始めるので、梅干用の梅として使えます。 木から直接人の手で収穫したり、完熟して落下してしまった実を拾ったりするんです。 この時期が収穫の最盛期です。 この頃から同時進行で、選果機で各サイズ別に選別した青梅をタンクに入れて塩漬けを始めます(青梅1Kgに対して粗塩200g位入れる) 。 みるみる梅酢が上ってくるんですよ。
6月下旬June
ネットに落ちた梅を拾います
梅の実も完熟して落下する為毎日梅拾いをします(1粒1粒手で拾います) 。枝をかいくぐっての梅拾いは中腰になったり、四つんばいで拾ったりと、けっこう腰にきます。
6月末June
収穫期の終わり
梅の実もほとんど落ちて収穫も終わりに近づき、少し枝に残った梅は最後に竹の竿で枝をたたいて梅の実を落としてかたづけます。完熟梅の選別も徐々に落ち着いてきます。
7月初旬July
ネットの片付け
梅の収穫も終わり、畑に敷いたネットを片付けていきます。今年も梅の木さんおつかれさまでした。
7月中旬July
施肥、草刈
施肥(石灰を撒きます) をし、生え始めた夏草を刈ります。
7月下旬July
梅の天日干し
いよいよ梅雨もあけ、塩漬けした梅を三日三晩の天日干しです。 ビニールハウスいっぱいに黄色い梅が日光浴です。 まず大きな4Lサイズ、3Lサイズから干し始めます。 大きいサイズから始めるのは、大きいほうが干すのに時間が掛かるからです。 一枚一枚人の手で並べて干していきます。
梅を広げて2日目の夕方に梅の上下をひっくり返す作業をおこないます。 この作業はこのあたりの呼び方で「コロをする」というんです。昔は1粒1粒手の指でコロコロと裏表をひっくり返していたからなんですね。
コロをしたその夜に夜露がおりてきた頃ハナシ(くっついている梅を一粒一粒はなします)をします。約3日間干して梅を取り入れます。取り入れた梅はまだ温度が高いので、 冷えるのを待って10Kg樽に1粒1粒キズや果肉の状態別に人の目と手で分類してに樽に入れます。
8月August
梅干しの選別
梅のサイズは選果機で選果して漬けているのですが、梅の質は1粒1粒違うので7種類ほどに人の手で分類します。 手間と根気が非常にかかる仕事ですが、上質な梅干しが見つかると嬉しく、誇らしく思います(笑
天日干し最盛期
8月は梅の天日干し最盛期です。お盆はありません(笑 晴れた日は天日干し、雨の日は選果場で梅の選果と休み無し。 この時期は本当に目の回るような忙しさですが、時間との勝負なので休んでいられません。
9月September
天日干しと日照り対策
まだまだ梅の天日干しもしています。梅畑は日照り続きで雨が長く降らない日が続くと、たまにスプリンクーラーで散水します(めったにありません)。 元来梅は中国が発祥地です。やせた土地でも育ちます。ここ南部郷ではその昔、やせた土地に何か作物はできないかと考え、雑木林を鍬で開き梅の苗木を植えたのが始まりです。今日でこそ土壌管理が出来るようになりましたが梅の木は元来力強い果樹です。日照り続きでも人間の手で水を散水すれば“甘える”のです。甘えてしまっては木の根が張りません。がまんしてがまんして、何とか水分のある所まで自力で根を張るのです。 たくましいのです。 子育てと同じで、普段は厳しくして、時に応じて愛情をそそぐのです。梅の木は我が子と同じです。
10月中旬September
草刈と地造り
梅干し終了後、木のセイロやムシロ、ネットを洗ってビニールハウスで乾燥させて、やっと梅干の1年が終わりです。梅干作業がようやく終わり、畑に戻ってみると、畑は一面の夏草・・・。 またまた草刈と梅の苗木植えの為の地(土)造りが始まります。梅干作りはたいへんな重労働です。
お客様の声
お客さまからいただくお便りは私たちの“宝”です。
紀州梅苑へお寄せいただくお客様の声はわたしたち生産者にとっては“宝”であり、“財産”であります。モチベーションのアップにつながるというだけでなく、商品やサービスの改善点、問題点の発見にもつながります。また、他のお客さまが購入するときの参考にもなります。
喜びの声だけでなく、お叱りでも結構ですので、お気軽にお便りをお送りくださいませ。
インターネットを使ってお送りいただく場合はこちらのお問い合せフォーム【直接メールでお送りいただく場合のあて先: info@kishu-baien.co.jp 】から。
お手紙をお送りいただく場合は、【 〒645-0005 和歌山県日高郡みなべ町南道274 】まで。
お電話の場合は【 0739-72-2846 】まで、FAXの場合は【 0739-72-4900 】までお願いいたします。
お客様の声
- 三重県伊勢市 樋口様
- 吹く風にももう夏を感じさせる季節になってまいりました。
先日、梅苑様のご協力のお蔭で、とても温かい披露宴を無事終えることが出来ました。
お酒好きな私たちにはお似合いの「梅酒作り」だったと
皆様からも出来上がりを楽しみにしている声をいただいております。
これも紀州梅苑様のおかげです。本当にありがとうございました。
これからもお身体には気を付けてくださいね。
本当にありがとうございました。
- 東京都千代田区 T.K様
- お世話になっております。
先日冷凍梅を10kg購入し、梅シロップを漬けました。
もう何年も、毎年梅酒や梅シロップを漬けていましたが、
今までで一番おいしい梅シロップができあがりました。
漬け終えた梅も、とろけるように柔らかくて感動です。
夫も子供もとても喜んでいます。
冷凍梅は冷凍の手間がなくて便利ですね。
またなくなりましたらお世話になりたいと思います。
どうもありがとうございました!
取り急ぎお礼まで。
- 千葉県千葉市 F.S様
- いつも美味しい梅干しをありがとうございます。
先日は又何かしらこと思いましたら可愛い梅の小枝 小さいお花が咲きましたのよ。
これから実が付いて大きな梅になりますのですね。
今年は去年の様に台風にも負けず梅が落ちたりしません様にお祈り申しあげます。
季節の物を育てていらっしゃる方は皆様本当に大変なんですよね。
私など土をさわる事も出来ません。どうぞお身体に気を付けて毎日をお過ごし下さいます様に。
- 大阪府大阪市 O.Y様
- 紀州漬けお贈り下さり厚く御礼申し上げます。お正月に頂きます。
東日本の震災で多くの関係取引会社が被災しようやく復旧したところです。
永い間これから放射能汚染と対応してゆかねばなりません。
来る年も世界経済の混乱が続くとの予測ですので期待はできません。
全て自己責任で生活を切り開いてゆかねばなりません。
お互いにがんばって参りましょう。お元気で新年お迎えください。
- 千葉県船橋市 K.Y様
- 照ったり、降ったりと天候がはっきりしませんね。
また先日は青梅を送っていただきありがとうございました。早速梅ジュースを作りました。
おいしくできればいいのですが楽しみです。お礼まで。
- 東京都目黒区 K.M様
- いつもおいしい梅干しをいただいています。お贈りした方達からも酸っぱくなくおいしいと好評です。
- 千葉県船橋市 K.Y様
- 梅雨空が続いております。
この度はお中元の梅をありがとうございます。
お心遣いを感謝致しながら早速梅ジャムを作りたいと思います。
ヨーグルトにかけると、とてもおいしいですよ。
時節からどうぞご自愛下さいますように。FAXにてお礼申し上げます。
- 匿名様
- からからの梅干し到着しました。戦時中、物の無いときに、たまに口に入るととてもおいしく感じたものでした。
ちょっと昔を思い出してお聞きしたので、わざわざつくっていただかなくてもよかったのですが、えらいお手数をおかけしました。
明治39年うまれの私、おかげさまで、もうすぐ満100歳の誕生日を迎えます。みんな周囲の人々のおかげです。みなさんも頑張ってください。
- 千葉県南房総市 I.U様
- このたび、紀州梅苑のおいしい梅に出会えたことに感謝いたします。
はじめて見た絵にひかれてお電話をしたところ、親切なお言葉によっておいしい梅をいただく事ができました。
さらに感動的な事がありました。
「お元気ですか」にうめぼしの生涯を読んだものが載っていた事です。
私は62歳ですが、幼い頃、亡き祖母がこの季節になりますと
「二月三月花ざかりうぐいす鳴いた春の日…」と
いつも聞かせてくれていました。私は今でもこの歌が懐かしく口ずさんでいます。
ところが途中が抜けたり誰の歌かも知りませんでした。
何十年前でしたか?NHKのお元気おじさんといわれていた倉島さんが6月の天気予報で「うめぼし」を読んでいました。
おどろきでした。この歌がどこから誰が作ったものかもわからないままでした。
ところが、健康だよりに「うめぼし」の生涯が大正時代小学校教科書にのったものだとわかり二重の喜びでした。
うれしかったです。
孫や友人達に読んであげようと思います。本当にありがとうございました。
- 京都府船井郡 W.E様
- 無選別の梅干しは毎年買っていますが、やはりしそ入りの梅干しのほうがおいしいですね。
それにしてもあの堅い梅の実が沢山な人の手を経て我々の食卓に出るまで、みんな種々雑多な手数と御苦労とをかけているのだと思うと
一粒の梅干しでも疎かに扱ってはいけません。いつも感謝して手を合わせ乍ら頂いております。
- 東京都杉並区 D.I様
- 穂の花、とても美味しくいただいています。今年の梅は粒が大きくて特に美味しく思います。
- 京都府船井郡 W.E様
- 500g入りの無選別梅干しもいいお味になっており、おいしく頂いております。
私は梅干しが大好きで、どこでどんな御馳走が出ても最後に梅干しがないとご飯を食べたような気がしません。
貴社の「しそ入り梅干し」は私の好みにぴったりで喜んでおります。
- 千葉県千葉市 H.K様
- 早々に送って頂きありがとうございました。やはりお宅の梅干しでなければと孫まですっかりファンです。
今後ともよろしく。味を守ってください。
- 東京都八王子市 K.E様
- いつもありがとうございます。我が家はおいしくいただいております。
いろいろ試しますが、やはり「まこぶ梅」がお気に入りです。
今後共よろしくお願いいたします。
- 神奈川県横浜市 O.E様
- いつもお世話になっております。相手先からも喜んでいただいています。
- 大阪府高石市 S.M様
- 台風で実が落ちたと聞いて心配しております。
- 香川県高松市 T.H様
- 当地のテレビで南部の梅林風景見ました。おいしい南部産の梅お送りいただきありがとうございました。
- 埼玉県南埼玉郡 M.T様
- いつもおいしい梅を送っていただきありがとうございます。
去年は青梅をいただきまして早速焼酎で梅酒を作りました。梅がよいせいかとてもよい梅酒が出来上がりました。
- 埼玉県蓮田市 Y.K様
- 私は梅若菜が大好きです。果肉が厚く、甘さが良い!一年中主人のお弁当には一粒入っています。
- 埼玉県南埼玉郡 M.T様
- いつもいつもおいしい梅を送って下さってありがとうございます。
大粒の青梅でとてもしっかりとしていて今までこのような梅は初めてです。
自分なりで漬けたつもりですがやはりうまくつかりません。
その他デパート、スーパーなどで紀州の梅をたまに買いますが
何と言っても送って下さる梅が家族皆、一番おいしいと評判です。
特に祖父は毎朝かかさず食べております。ごはんに梅一粒さえあれば、他におかずはいらないと言います。
- 埼玉県南埼玉郡 M.T様
- いつもおいしい梅をおくって下さってありがとうございます。
家族みんなで味わっていただいております。特にまこぶ梅が最高においしいと思います。
この梅があると何もなくても梅一粒でおかずはいりません。特に和歌山県の梅干しは最高だと思います。
農園と梅畑について
紀州梅苑の自家農園と梅畑
紀州梅苑には大小合わせて6枚の梅畑があります
紀州梅苑で販売している青梅は、すべて和歌山県はみなべ町の自家農園の梅畑で自分たちの手で育てたものです。
紀州梅苑は何十枚も畑を持っているような大きな農園ではありません。自分たちの手で収穫可能な範囲の畑を維持し続けております。
ですので、名前を付けないと畑を間違う、というようなことはありませんが、畑にはいつの間にかだれがつけたのか、それぞれに名前がついております。
梅畑の名前は、前(マエ)、大木(オオキ)、矢谷(ヤダニ)、小矢谷(コヤダニ)、高津(タコズ)、ゴロセという名前です。それぞれの畑に特徴があるので、ご紹介いたします。
ハウス横~最もお店に近い梅畑
畑名 | ハウス横 |
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面積 | 780㎡ |
樹齢 | 35年生成木20本 |
向き | 平地 |
昔は田んぼで米を作っていたところです。自社工場のすぐ横で常に梅の状態が確認できます。乱橋という地名の通り、大雨の時は冠水した土地ですが、今は用水路も拡幅して水に浸ることもなくなりました。冬には霜の多い畑ですが日当たりは良好です。
大木(オオキ)~広い敷地で様々な梅が育つ
畑名 | 大木(オオキ) |
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面積 | 2,300㎡ |
樹齢 | 5~8年生苗木9本 29年成木37本 39年生老木12本 |
向き | 平地 |
昔は田んぼだった土地で米をつくっていました。平地のために日当たりは良好。冬に霜が多く防露設備を設置しています。成木が多く平地の為作業が楽ですが、雨が多い年は風通しの悪い地形のため黒星病やススが出やすい特徴があります。
前(マエ)~コンパクトな梅畑できれいな梅が収穫できる
畑名 | 前(マエ) |
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面積 | 900㎡ |
樹齢 | 21年生成木29本 35年生成木2本 |
向き | 平地 |
コンパクトな畑でほとんど成木の為収穫量も多く、非常にきれいな梅が収穫できます。日当たりも良好です。
小矢谷(コヤダニ)~山の斜面にある梅畑
畑名 | 小矢谷(コヤダニ) |
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面積 | 2,310㎡ |
樹齢 | 4~5年生苗木13本 35年生成木58本 |
向き | 北西 |
斜面に梅の木が生えているので、収穫に時には転がってくる梅も多いです。日当たりはどこもそう変わりません。冬に北西の風が強く病気が出やすい地形でもあります。成木が多いので収穫量が多いです。近くに池があり、亀が6月に卵を産みに畑へ登ってきます。
高津(タコズ)~収穫時期が一番早い梅畑
畑名 | 高津(タコズ) |
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面積 | 1,160㎡ |
樹齢 | 3~5年生苗木18本 29年生成木13本 |
向き | 東 |
昔は夏ミカンを植えていた畑です。山の上で台風で度々梅の木が折られます。収穫時期は一番早い畑です。近くに竹林があり、イノブタに畑が荒らされて収穫用のネットまで引き裂かれることがあります。
ゴロセ~なだらかな傾斜で盆地のような地形
畑名 | ゴロセ |
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面積 | 2,220㎡ |
樹齢 | 3~9年生苗木47本 42年生老木31本 |
向き | 北東 |
昔は棚田だった、少しなだらかな傾斜で盆地のような地形です。収穫時期は一番最後になる畑です。収穫量が多い畑だったが今は老木が多いです。成木になるのが一番楽しみな畑です。畑の上からの水が多いため、大雨の時に畑が荒らされるが、日照りが続く時は、水分の多い畑なので散水の必要が少ない。
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