作り方・レシピ
梅ジュースの作り方
材料さえ揃えば梅ジュースの作り方はとっても簡単!ご家族みんなで作ってみませんか?
青梅を使って昔懐かしい、ほんのり甘酸っぱい梅ジュースを作りませんか?
採れたての風味豊かな青梅を使ったレシピと、冷凍梅を使った年中使えるレシピを公開しています。
青梅を使った梅ジュース(梅シロップ)の作り方
梅ジュースの作り方❶材料を用意する
- 青梅
- 1kg
- 氷砂糖
- 1kg(甘さ控えめのときは800g) ※砂糖の種類は成分にはほとんど影響しません。
- ビン
- 5リットル用、ふたが密封できるもの。
- 竹串
- 梅のヘタを取るのに使います。複数本用意して手分けして取りましょう。
青梅は届いたらすぐに漬けてください。2日後には熟してきます。
青梅で漬けたい人は青梅が届いたらすぐに漬けるようにしてください。常温で置いておけば2日後には黄色くなり、甘い香りが漂ってきます。 完熟梅で漬けることもできますが、エキスの出があまりよくなく、ドロっとした粘度の高いものになります。完熟梅は発酵しやすく、カビやすいので注意も必要になります。やはり梅ジュースは青く若い青梅で作るのがベストです。
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梅ジュースの作り方❷ビンを消毒します
まずは下ごしらえ。ビンを熱湯で煮沸消毒します(※耐熱でないビンに熱湯をためると割れる恐れがあるので、少しずつ注ぐようにします)。
ビンに熱湯を少し注いで傾け、回します。湯を捨ててからきれいな布巾などで水気をよくふき取ります。ビンの口を下にして、日の当たるところで乾燥させます。
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梅ジュースの作り方❸青梅を水で洗います
青梅を水で洗います。
ボウルに入れて水で洗います。流水で洗うのがおすすめ。洗剤やスポンジなどは使わないで手洗いをしてください。
青梅は収穫してそのままの状態でお届けするのでひとつひとつ、ていねいに洗うようにしてください。
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梅ジュースの作り方❹水気を拭き取ります
水気をよく拭き取ります。カビを防ぐためにも水気はきっちりと拭き取っておきましょう。
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梅ジュースの作り方❺青梅のヘタを取ります
水気を取ったら、竹串を使ってヘタをひとつひとつ取り除きます(※梅は金属を嫌うといわれています)。
ヘタの縁をなぞるようにするとスポっと取れます(タコ焼きを返すのと同じように)。
ヘタを取ることで、エグ味がなくなりさわやかな味わいになります(※取り残しがあるとヘタが外れて上に浮かんできてしまいます)。
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梅ジュースの作り方❻冷凍庫で一晩冷凍します
青梅を冷凍庫に入れて凍らせます。青梅を凍らせることで、梅の繊維が破壊されてエキスが出やすくなります。
梅ジュースは糖度が高く、日数が浅くエキスに漬かっていない状態の梅は発酵の確率が高くなります。
エキスの抽出を早めるためにも、一晩またはそれ以上凍らせることをおすすめします。
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梅ジュースの作り方❼青梅と氷砂糖を入れます
水気を拭き取った青梅と氷砂糖をビンに交互に入れていきます。
- 青梅をビンの底に優しく敷き詰めます。
- 敷き詰めた青梅の上に氷砂糖をのせます。
- 氷砂糖の上に1と同じように青梅を敷き詰めます。
- 2と同じように氷砂糖を青梅の上にのせます。
- 残りの青梅を氷砂糖の上にのせて、残りの氷砂糖をふたをするようにのせます。
青梅と氷砂糖の配分については、あまり神経質になる必要はないですが、エキスの抽出を早くするためにも、最後は氷砂糖が上に乗ったかたちで入れ終わるようにしてください。
エキスに漬かっていない状態の梅は発酵する可能性があるので、できるだけエキスに漬かるように毎日混ぜたり振ったりするようにしてください。
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梅ジュースの作り方❽ふたをして冷暗所に置きます
きちんとふたをして冷暗所で保存してください。翌日からエキスが溶け出してきます。お砂糖が底にたまるので、溶けやすくなるように、できれば毎日ビンをゆすってください。1週間ほどでエキスはほぼ上がります。1ヶ月ほどで完成します。
※生の梅は腐ってくるので、1ヶ月くらいで梅の実を取り除いてください。砂糖が溶けきっていないですが、7日~10日目くらいから飲むことはできます。
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梅ジュースの作り方❾殺菌してアクをとります
漬け込んだ梅ジュースを湯煎のお湯で15分程度、沸騰しないように加熱殺菌(なべに移し替えてもOK)してからアクをすくってから冷まして、冷蔵保存してください。
※湯煎する場合、耐熱ガラス製ではない場合はビンが割れる恐れがあるので注意してください。
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梅ジュース完成!薄めてお楽しみ下さい
出来上がった梅ジュースの保存は冷蔵庫がおすすめです。長持ちするとともに、梅エキス成分の抽出量が高まります。
※果実を冷却すると有機酸、ポリフェノール抽出量が高まります。
梅ジュースは濃い原液なので、水でお好みの濃さにうすめてお飲み下さい。ソーダ水などでうすめても美味しいですよ。
梅ジュースの保存は冷蔵庫がベスト。きちんと密封すれば1年間はお楽しみいただけます。
梅ジュースの保存は、日光の当たらない湿度の少ない場所であれば冷蔵庫でなくてもかまいませんが、ベストは冷蔵庫での保存です。 梅ジュースの賞味期限ですが、熱で殺菌してから冷蔵庫できっちりと密封すれば1年間は大丈夫です。 ただし、何度か開封し、完全な密封状態を保てない場合は1年もたないこともありますのでご注意下さい。
冷凍梅を使った梅ジュース(梅シロップ)の作り方
冷凍梅を使った梅ジュースの作り方をご紹介します。
冷凍されることで、梅の細胞が壊されて梅のエキスが出やすくなるので、青梅で作るより出来上がるのは少し早いという特徴があります。ただ、やはり冷凍にすると、収穫したての青梅で漬ける梅ジュースに比べて風味が弱くなってしまいます。冷凍梅には年中いつでも早く作れるというメリットがあるけれど、風味が弱いというデメリットもあります。
梅ジュースの作り方(冷凍梅)❶材料を用意する
- 冷凍梅
- 1kg
- 氷砂糖(白砂糖)
- 1kg(甘さ控えめのときは800g) ※砂糖の種類は成分にはほとんど影響しません。
- ビン
- 5リットル用、ふたが密封できるもの。
- 竹串
- 梅のヘタを取るのに使います。2、3本用意して手分けして取りましょう。 冷凍なので溶けないうちに。
冷凍梅の場合は、より溶けやすい白砂糖がおすすめ
冷凍梅で梅ジュースを漬ける砂糖は、白砂糖がおすすめです。 氷砂糖でもいいのですが、氷砂糖は溶けるのに時間がかかるので、漬けあがるのが早い冷凍梅の場合は溶けるのが早い白砂糖の方がおすすめです。 白砂糖で漬けるとスッキリした味わいになります。 砂糖を変えてみる場合は黒砂糖や氷砂糖、ザラメ、はちみつなどを試してみてください。 ただし、はちみつなどは糖度が砂糖に比べて低いので分量を多めにするなど、少し工夫が必要になります。
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梅ジュースの作り方(冷凍梅)❷ビンを消毒します
まずは下ごしらえ。ビンを熱湯で煮沸消毒します。
ビンに熱湯を少し注いで傾け、回します。湯を捨ててからきれいな布巾などで水気をよくふき取ります。ビンの口を下にして、日の当たるところで乾燥させます。
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梅ジュースの作り方(冷凍梅)❸冷凍梅を水で洗う
冷凍梅を水で洗います。
ボウルに入れて解凍させながら丁寧にお水で優しく洗います(※激しくすると皮が剥けてしまうことがあります)。
流水で洗うのがおすすめ。
凍ってくっついている梅があれば、離れるまで水につけておいてください。少し柔らかくなるくらいまで解凍しておくと、あとでヘタを取るときにスムーズです。
冷凍梅は解凍すると、とっても柔らかくなるので優しく扱ってくださいね
冷凍梅は解凍すると、とっても柔らかくなります。手荒に扱うと皮が破けてしまうので、洗うとき、ヘタを取るときにはできるだけ優しく扱ってあげてください。冷凍することで、青梅の組織がもろくなっていますが、このおかげで梅エキスが出るのが早くなります。これだけ柔らかくもろいと、梅ジュースや梅酒には使えても、梅干しには向いていません。
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梅ジュースの作り方(冷凍梅)❹梅のヘタを取ります
梅のヘタは通常、水分を拭き取ってから取るのですが、冷凍梅の場合は洗いながら取る方が効率がいいので、梅を洗いつつ指先で梅のヘタを取っていきましょう。
上の画像のように指でつまむだけでポロっと簡単に取れます。取れにくい場合は下の画像のように、竹串を使ってほじって取りましょう。
ヘタの縁に串を当てて上に返すと取れます。うまくいかない場合はたこ焼きを返す要領で、ヘタの縁に沿って回転させてやると取れやすいです。
ヘタを取ることで、エグ味がなくなりさわやかな味わいになります(※取り残しがあるとヘタが外れて上に浮かんできてしまいます)。
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梅ジュースの作り方(冷凍梅)❺水気をふき取る
梅同士がくっつかなくなったら、きれいなタオルで水気を取ります。水気はカビの原因になるのできっちりと取ります。
このときも、洗うときと同じように激しくしないで、優しくタオルをあてがうようにして水気を取ります。
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梅ジュースの作り方(冷凍梅)❻青梅と砂糖を交互に入れる
冷凍梅と氷砂糖をビンに交互に入れていきます。このとき、ビンの中に水気が残っていたらカビの原因になるのでタオルでしっかりと拭いておきましょう。
- 冷凍梅をビンの底に優しく敷き詰めます。
- 敷き詰めた冷凍梅の上に氷砂糖をのせます。
- 氷砂糖の上に1と同じように冷凍梅を敷き詰めます。
- 残りの氷砂糖を冷凍梅の上に全てのせます。
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梅ジュースの作り方(冷凍梅)❼ふたをして冷暗所に置く
きちんとふたをして冷暗所で保存してください。翌日にはエキスが溶け出してきます。 お砂糖が底にたまるので溶けやすくなるように、できれば毎日ビンをゆすってください。 7日~10日ほどで出来上がりです。
梅エキスが上がったら、ビンから梅の実を取り出します
冷凍梅でつけると7~10日あればエキスがほぼ上がるので、しわしわになった梅を穴あきおたまなどで取り出します。梅の実や皮が浮いている場合は、アクとりシートやアクとりペーパーなどで取り出します。梅ジュースの原液は粘度が高くドロドロネバネバしていて、通常のペーパーで漉すのはとても時間がかかります。容器を移し替える際にアクをとっておきましょう。 梅ジュースを移し替える容器は1.5リットル以上入る容器にしましょう。このあと加熱殺菌するので、湯煎ができる耐熱容器がおすすめ。
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梅ジュースの作り方(冷凍梅)❽殺菌してアクを取る
砂糖が溶けて梅エキスが上がったら、加熱殺菌をします。湯煎のお湯で15分程度、沸騰しないように加熱殺菌(なべに移し替えて加熱してもOK)してから冷まして、冷蔵保存してください。耐熱用の容器があれば移し替えて湯煎をします。
梅ジュースの中に、何か浮かんでいるものがある場合はアクとり紙などでとりましょう。
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梅ジュースの完成!薄めてお使いください
出来上がった梅ジュースの保存は冷蔵庫がおすすめです。長持ちするとともに、梅エキス成分の抽出量が高まります。
※果実を冷却すると有機酸、ポリフェノール抽出量が高まります。
梅ジュースは濃い原液なので、水でお好みの濃さにうすめてお飲み下さい。ソーダ水などでうすめても美味しいです。
梅エキスが上がったら、ビンから梅の実を取り出します
梅ジュースの保存は、日光の当たらない湿度の少ない場所であれば冷蔵庫でなくてもかまいませんが、ベストは冷蔵庫での保存です。 梅ジュースの賞味期限ですが、熱で殺菌してから冷蔵庫できっちりと密封すれば1年間は大丈夫です。 ただし、何度か開封し、完全な密封状態を保てない場合は1年もたないこともありますのでご注意下さい。